金太

お葬式だよ全員集合!の金太のレビュー・感想・評価

お葬式だよ全員集合!(1992年製作の映画)
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懐メロバンズを聴いとるうちに
自身の昔話を思い出したのじゃ。

それは

中学最後だったか
これまた記憶が曖昧なりにけり


最後の体育祭だったような気がしたなあ違ったかなあ

それはともかく。

1980年代も後半になり90年代も間近に控えたあたりだったか

爺様がしんだ。

体育祭の練習をしていたさなかに訃報が飛び込んできて
担任から早く家に帰るよう伝えられた

親戚の叔父さんが亡くなって以来の訃報だったかなあ

なんとも言えない現実を叩きつけられましたねえ

寂しい気持ちと共に
自分もそのうちしぬんだ、と
深く胸に刻んだのです。

死ぬのが怖い

そんなこともずーっと考えたりしましたかね、ええ。

生きるとはどうゆうことか。


ぼかぁ思ったんです。

自分のための人生なんてものはそう大したもんじゃない。

なぜかならば、
自分が適当に美味いもん食ったり楽しく生きられればそれで満足できんだもの。

だけんども、
人のために生きようじゃあないか!
と、決めて人生を進みますと

より一層価値的な自分に出会う事があるのです。
わかんねぇだろうけどもさ。

なんかこう、自分が満足するんは簡単。
けれども他人を充実させるってのはむずっかしい。
でもそれが達成した時の心地よさ、爽快さは言い表せない感動がある。

だから人生ってのは、自分のものではない。
どれだけ人のために尽くす事ができたかどうか。
それが大事なのです。

その中で生老病死があってそれらを乗り越えていく。

どんな形であろうと
負けない自分になってゆく。
創ってゆく。

暗闇を照らすのは、自分自身である。

他に求めるのではなく、自ら光り輝いていくところに

本物の人生の価値ってものが見出せるのではないだろうか。


どうですかぃ?

そうは思いませんかい?
金太

金太