全くキャストとかは知らないんだけど、お店で見たジャケ裏の構えがビシッと決まっていたので気になり購入&鑑賞
嫌いになれない作品だった
正直映画としてはお世辞にも出来がいいとは言えない本作
街を支配しようとする巨大組織と戦うお話なんだけど、なぜそこまでして街を守りたいのか？組織はなぜ街を支配しようとしたいのかがあんまり説明されないということもあって映画のストーリーに入り込めない
だからどれだけ登場人物が感情的になろうとも、どこか冷めた感じで見てしまう
でも個人的にはアクションは面白かった
アクションも手放しでは褒められない部分は確かにある
やたらスローを入れたり、ダイジェストみたいな編集になっていたり、パワー感が感じられなかったり(シリルラフェリのアクションみたい)と気になる点は多々あるんだけども、個人的にはそれをかき消すぐらいのオリジナリティが感じられたのでよかった
ちゃんと戦いの根底に一つちゃんとした武術があるのが見ていて分かったし、それに加えて表現方法が合っているかは置いておいてアクロバティックで立体的なアクションの構築にも挑戦していて非常に好印象
これより上手いことやってるアクションは山のようにあるけど、安牌を狙ったアクションたちより全然僕は好き！
こんなアクションが2004年のイギリスにあったことにびっくりされられた
過大評価かもしれないけど、思わぬ拾い物だった
