ヒルコ

バッド・チューニングのヒルコのレビュー・感想・評価

バッド・チューニング(1993年製作の映画)
3.2
馬鹿な若者たちの夏の日をただ映してみた映画なんだけども、印象的なのが、誰も楽しそうじゃないところ。しょうがなく楽しもうとする子達もどうしても白けてる。みな好きで若いわけじゃなく、ただしょうがなくまだ若くって、でもそのエネルギーをどうしたら良いかわからない。そして、意外と本人たちが一番それをわかってる。そう言う意味でも、リアルな青春映画だと思いました。「本当」に楽しかったことなんて一つもなかったもんね、若いとき。時代背景は偏ってるけど、きっと色々なとこから共感を得られそうな映画だと思いました。
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