のんchan

セクレタリアト/奇跡のサラブレッドののんchanのレビュー・感想・評価

3.8
🐎 🐎 🐎 🐎 🐎
1973年に活躍した三冠達成の競走馬"セクレタリアト"(1970〜1989年)と、その馬主ペニー・チェネリーの実話を基にし、調教師、騎手、厩務員、事務員が織りなすヒューマンドラマ❗️

当時と同じ状況の再現は難しかったであろうが、セクレタリアトに扮したのは、彼に劣らない程の立派な走りを見せる5頭🐎が演じているそう。

製作会社がDisneyだけあり、スキャンダルも悪い金回りも一切ないクリーンな作品に仕上がっているので万人向けです。私はそこが少し物足りなかったけれど😅
マルコヴィッチ様もおとなしめ💦


1969年、アメリカ・バージニア州。競走馬の生産牧場“メドウ・ステーブル”のオーナー(スコット・グレン)が病に倒れ、専業主婦となっていた娘ペニー(ダイアン・レイン)は兄たちの反対を押し切り牧場経営に乗り出す。
調教師ルシアン(ジョン・マルコヴィッチ)、厩務員エディ(ネルサン・エリス)そして父親の秘書をしていたエリザベス・ハム(マーゴ・マーティンデイル)の協力もあり、経営を立て直し始めたペニーは1頭の仔馬と運命の出会いを果たす。

ペニーは男の世界に足を踏み入れ、牧場経営を独学で身に着け、父の代からいた悪徳調教師とはキッパリ縁を切り、負けず嫌いな調教師ルシアンと騎手のロンを見つけ出して味方につけていく💫


ダイアンはキリッと清く美しく主役を十分に演じてました⭐️

ペニーの父親の最も信頼する秘書を演じているハム役のマーゴ・マーティンデイルが印象的だった。たっぷりとした体型が優しさをそのまま表し、ニコニコと明るさが良く、お洒落もして光っていた。
ハムに敬意を表して"セクレタリアト(事務局)"という名前をつけたほど。

私の好きなシーンは、大事な試合の前に落ち着きがないハムが「私に役立てることがあまりにもわずかで」と言った時、ルシアンが「私もいつか君の半分でも役立てるように頑張ろう」と言ってあげるシーンがすごく素敵でジーンとしました。マルコヴィッチ様から言われているような気になります💗

沢山の競馬シーン🐎があります。
最高のスピードで走ったレースは2番目と31馬身差でダントツ1位🏆となるレース。事実ですが、撮影は本当に大変だっただろうな〜と、特典映像でも楽しみました🐎
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