Ray

動くな、死ね、甦れ!のRayのネタバレレビュー・内容・結末

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

霧立ち込める線路とか例の追いかけっこの道とか、画が本当に良い。
なにかとショッキングでシビアな世界で生きる子供の平然とした強かさ、それでも窮地で見せるか弱さ。たまらない。

子供の映し方に監督の腕と個性が表れると常々思う。トリュフォーの『大人は判ってくれない』『思春期』とか、キアロスタミの『トラベラー』『友だちのうちはどこ?』とか。
カネフスキーが撮った本作にはそのどれとも違った「悪童」が出てきたけど、その違いが具体的にどういったところなのかはちょっと言い表せない。研究してみたら面白そう。
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