大人も子どもも衝動的で激情的、
何としてでも生き抜いてやるというエネルギーに満ち溢れているように見えるけど、気怠げでふとした瞬間に消えてしまいそうな儚さも持っているように見えた
ガリーヤどうして.…
タイトルから大声、さけんでる
つねにみんなが自分を必死にさけんでる
自分の中の感情をあんまり言語化しなかったり、
文字にしないで生きてきたけれど
そんなこといってられないくらい
いろんな感情がぐる…
タイトルが印象的で、ずっと観たかったけど、機会を逃し続けていた本作。
十数年越しにやっと鑑賞。
主人公のワレルヤがふとした瞬間に見せるおどおどした表情や、ガリーヤと一緒にいた時の子供らしい無邪気さ…
多分今週ずっと元気でない。カオスなエンディング。ガリーヤの優しさと、この世の不条理が混ざり合った嵐みたいな映画だった。
放心状態なのにエンドロールがほぼないので余韻に浸る間も無く強制的に帰路につくと…
子供が庇護の対象でない貧しく苦しい地獄のような環境が生々しく、そういった場所でどう育つのか。
劣悪な状況だから、はち切れんばかりのバイタリティでやり抜くか狂ってしまうかの2択。
登場人物の全員が強…
カットではリアリズムを主張しつつも、寓話的でもある語り口が同居するバランスが神秘的な作品です。
戦後の普遍的な地獄童話として、世界がひたすらに子供を殴る、殴る、殴る。物語が“可哀想な子供”に寄り添…