動くな、死ね、甦れ!の作品情報・感想・評価

動くな、死ね、甦れ!1989年製作の映画)

ZAMRI, UMRI, VOSKRESNI!/Don't Mov Die And Rise Again!

上映日:2017年10月07日

製作国・地域:

上映時間:105分

ジャンル:

4.1

あらすじ

『動くな、死ね、甦れ!』に投稿された感想・評価

4.0
人も街並みも漂う空気感でさえも
間違いなく旧ソ連のものだが
炭坑節が聞こえてきた時、一瞬日本の田舎の匂いがするというか見えてる月はどこでも同じなんだなというか
ka
4.8

大人も子どもも衝動的で激情的、
何としてでも生き抜いてやるというエネルギーに満ち溢れているように見えるけど、気怠げでふとした瞬間に消えてしまいそうな儚さも持っているように見えた

ガリーヤどうして.…

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お母さんも含めみんな自由で悲しさとかを感じない。ラストの派手な表現だけが唯一の悲しみだった

彼がこの後どうなるのか…続編も観たい
だん
3.8

タイトルから大声、さけんでる

つねにみんなが自分を必死にさけんでる
自分の中の感情をあんまり言語化しなかったり、
文字にしないで生きてきたけれど
そんなこといってられないくらい
いろんな感情がぐる…

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タイトルが印象的で、ずっと観たかったけど、機会を逃し続けていた本作。
十数年越しにやっと鑑賞。

主人公のワレルヤがふとした瞬間に見せるおどおどした表情や、ガリーヤと一緒にいた時の子供らしい無邪気さ…

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Akane
4.0

多分今週ずっと元気でない。カオスなエンディング。ガリーヤの優しさと、この世の不条理が混ざり合った嵐みたいな映画だった。
放心状態なのにエンドロールがほぼないので余韻に浸る間も無く強制的に帰路につくと…

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 荒々しく見えてクローズアップや狂人、日本兵の差し込み方が理性的。


子供が庇護の対象でない貧しく苦しい地獄のような環境が生々しく、そういった場所でどう育つのか。
劣悪な状況だから、はち切れんばかりのバイタリティでやり抜くか狂ってしまうかの2択。
登場人物の全員が強…

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逆境の中で生きる少年の逞しさと、冒険と悲劇。その地で生きるしかないのに居場所がない矛盾。あの時代のソ連は、実際に日本兵が歌う炭坑節が響いていたのでしょうか。

カットではリアリズムを主張しつつも、寓話的でもある語り口が同居するバランスが神秘的な作品です。

戦後の普遍的な地獄童話として、世界がひたすらに子供を殴る、殴る、殴る。物語が“可哀想な子供”に寄り添…

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