ソ連の極東はウラ寂しいウラジオストクのほど近く、一応、戦勝国のはずだが住人に覇気はない。
それなのに映画は力強い。
善悪の観念は薄く、力を持つか持たないかが、人間の真理だといわんばかりにソ連的リアリ…
常に漂う死のにおい。
悪い方向へ悪い方向へ進んでしまう、まだあどけない子どもたち。ガリーヤの純粋さが悲しくも美しかった。日本人の描かれ方も、日本人として複雑な気持ちにもなった。
ずっと観たかったので…
すさまじい映画
ソビエト時代の社会主義国家に搾取される底辺の人たちと街と、その子どもたち
アパートのような共同住宅の薄い壁と廊下の向こうで歌い叫ぶ人たち
なんであんなに激しいんだろう
そういえば…
とんでもない映画だった
観たあとこんなに冷めきった感情になるの久しぶり
第二次世界大戦が近づくロシアの炭鉱の街で12歳の少年ワルラカが悪戯の果てに貨物列車を転覆させるという大事件を起こし段々…
ガヤの笑い声が入るのなんなんだ
その場の人数にも合わない雑多な笑い声
実験的なことをしてるのかと思うくらい変だったけど、最後のシーンで子供はいいから女をうつせとの声 カメラへの指示が入り込むから…
すげかった…という怒涛のパワーで、終わってから頭がぼうっとしている。しかし、明日には忘れてしまう気もするので、とりあえずメモしとく。
泥濘だらけの田舎で、それがマナーとでも言うかのように押し合う子…
登場人物のむき出しの力に圧倒された。極東の小さな炭鉱街が舞台。ソ連ならではの鬱屈とした退廃的な雰囲気の中で逞しく生きる、いたずらっ子(では済まないが)のワレリカとしっかり者のガリーヤの関係性が微笑ま…
>>続きを読む