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北海の暴れ竜のピッコロのレビュー・感想・評価

北海の暴れ竜(1966年製作の映画)
3.5
仁義なき魚戦争

「この港の魚は、全部おやじのもんだ!」
漁師が一生懸命釣った魚を安く買い取るヤクザさん。
ぐぬぬぬぬ…。
これでは漁師さんも食ってはいけず…。泣
いつも泣きを見るのは、弱者ばかり…。ぐすん…。

そんな時、親父と喧嘩別れして村を離れてた辰にぃが帰ってくる!
だけど、親父はヤクザさんに殺されてて…。
ぐぬぬぬぬ…。
一人でヤクザに乗り込むも返り討ちに会い、ムチでペチンペチンと拷問されてしまう…。泣
背中に彫ってる龍の入れ墨が傷だらけで、男泣き…。ぐすん…。

辰にぃは、とっても熱い男。
だけど、それを表には出さず…。泣
誰からも嫌われたって構わない!
ホントの目的を悟られず、自分を犠牲にしてまで、他人のために戦うことが出来る男。
それが男ってもんじゃけん!じゃけんの~!!!
惚れてまうやろ!!!

ワンコが相棒の謎の殺し屋さんが、良い役柄で良かった!
殺し屋さんはヤクザさんに雇われてるんだけど、博打勝負で辰にぃと仲良くなるバカらしさが好き。
辰にぃは、博打に負けたら自分のカラダ。うふっ。
殺し屋さんは、負けるごとに服を脱いでいき…。うほっ。
こうやって書くと、妖しい映画みたいに見えちゃうね…。
敵対してる二人だけど、ワンコが…。
わぉ~ん。泣

最後は、漁師VSヤクザさんの大戦争!!!
銃は一丁しか無いので、基本、日本刀での斬りあい…。
このあたり、とっても昭和っぽくて元気があって大変よろしいでござんす!
やっぱ、男の子は、元気良く刀をブンブン振り回すぐらいじゃないと、イカンですな!

んで、辰にぃの最後の選択が、また泣けるのよ…。
あんたが、真の男やで~!
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