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ドラキュラの生贄
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『ドラキュラの生贄』に投稿された感想・評価

原題訳「蛇の穴と振子」なのでエドガー・アラン・ポーのモチーフを借りた西ドイツ娯楽映画の巨匠ハラルト・ラインル監督のホラー映画。
不死になるため処女の血を求める伯爵が、必要な13人めに逃げられたことで死刑になる。35年後、街にやってきた伯爵の仇の子供たちは古城に呼び寄せられ…という話。
19世紀っぽい雰囲気の時代設定。街にいる間は妙に明るい撮影でホラー的雰囲気に欠けたが、馬車が森に入ったあたりからコケ威しの恐怖感で攻めてくる。道端にある死体を踏む馬車。木々にぶら下がる死体の数々。古城ギミック好きには大満足の多彩なギミック大盤振る舞い。やはり見どころは振り子が降り、迫ってくる物理的恐怖。
古城内部の毒々しい色彩も魅力。ヒロインのドレスの紫が良いアクセント。お話としてはヒネリもなんもないので、ギミックやビジュアルを楽しむ映画。しかし血の採取=ドラキュラみたいな邦題はなんとかならんものかね。生の執着エネルギーを高めるため処女を拷問して殺すという発想は怖い…。
主演は元ターザン俳優でイタリア映画を経て西ドイツ娯楽映画の大スターになったレックス・バーカー。ターザン時代は無機質な雰囲気だった美貌も、年相応に落ち着きながらまだまだかっこいい。クラシカルな衣装が素敵。
ヒロインは「007は二度死ぬ」「トパーズ」の国際的女優カリン・ドール。気がおかしくなってヘビをつかんだり女優は大変だー。濃い茶髪に紫のドレスが美しい。
蘇る伯爵はクリストファー・リー。いつものように何らかの方法で血を摂取する男。
その他、頼もしい豪快偽司祭ウラジミール・メーダー。
処女の血を集めて不死になる実験を行い処刑されたクリストファー・リーが、35年後、自分の処刑に加担した人間の子孫レックス・バーカーとカリン・ドールを呼びよせ、完全復活の儀式を上げようとする。
アラン・ポー原作とあるが振り子等イメージの部分借用に留まる。ゴシック調というより、そのパロディに近く、語り口はドライでライト、笑いを交えながら冒険活劇的な明快さを前に出している。様々な罠や拷問具に満ちた古城のセットは、ボッシュの絵画をベースにした大変見事なものだが、これもおどろおどろしさや霊的ムードとは程遠く、むしろ遊園地のお化け屋敷に似た空間だ。このおもちゃ箱をひっくり返したような賑やかなB級ホラー&SFないまぜ感覚は、TVシリーズ『キイハンター』での佐藤肇の様々な試みを思い出させて楽しい。
蛇の穴と振り子

エドガー・アラン・ポーの「落とし穴と振り子」に大まかに基づいた、吸血鬼ホラー映画