レビュー数、少なっ!!それどころか、ちゃんとレビューするのは自分が初とは、ある意味、光栄かな・・
「サイレン」で検索かけて、4ページ目とかにやっと表示されるくらいだから、まあ仕方ないか。
「ザ・タワー 超高層ビル大火災」「TSUNAMI」「FLU 運命の36時間」なんかを見ると、最近の韓国が手掛けるディザスター・ムービーはVFXに頼り切りの感があるハリウッド大作なんかよりも、よほど、クオリティが高いと思わせるので期待してレンタル鑑賞。
が、さすがに2000年製作まで遡ると、やっぱり古さが否めない。そもそもテーマ自体が消防隊員の友情で火災現場は二の次。
そもそも論として、シン・ヒョンジンをイケメン俳優だと思ったことが一度も無いので、いくらこの当時は若く、勇ましい消防服に身を包んでいようが、やっぱり今作の主役キャラとしては印象が薄い。それに畳みかけるように、時代を感じさせる私服シーンのツータックのチノパンとか、やっぱりイケてない。途中で挿入されるベタな感じの楽曲も時代を感じさせる。
もう一人の主役とも呼べるチョン・ジュノ演じる消防隊員との絆の描かれ方も結構薄い。シン・ヒョンジンが主役なのかチョン・ジュノが主役なのか分かりにくい構成にも難あり。
それでも、火災シーンだけは、それこそUSJのアトラクション「バックドラフト」を彷彿させるような、しっかりとセットを組んでリアルに火災を起こしているという迫力満点で、それなりの見応えはあり。