ニューヨークと日本を舞台に、甲賀流忍術の修行を積んだアメリカ人忍者が、非道な行いにより破門されたかつてのライバルと一族の宝の鎧柩(ヨロイビツ)を巡って死闘を繰り広げる。
ニューアクションスター、スコット・アドキンス主演の忍者アクション。
あんまり期待していませんでしたが、なかなかどうして面白いアクション映画でした。
この手の映画なのでズッコケ忍者コメディのような物を想像していましたが、真面目に作られた日本へのリスペクトを感じる映画でした。
しかしながら、侍と忍者を混同していたりと所々に勘違い日本は存在していますが、馬鹿にしたような感じではなく真剣さは伝わってくるので良しとします。
若手アクションスターからなかなか出世しないスコット・アドキンスですが、相変わらず切れの良い動きで素晴らしいアクションを披露してくれています。
あんまり忍者ぽくないのはご愛嬌ですかねw
悪役で日本から伊原剛志さんが出演していて非常に存在感があって憎たらしい役を好演していました。
伊原さん若いなと思っていたら、この映画は7年も前の映画だったんですね。
ヒロイン役の肘井美佳さんも頑張りも素敵でした。
全然知らない女優さんでしたけど。。。
低予算で作られたのかどうか判断出来ないほどアクションシーンなど爆発シーンは頑張っていて迫力がありました。
タイトルバックとかはチープ感が漂いますがw
ストーリーは単純ですがテンポが良いので飽きずに観る事が出来ました。
ヨロイビツの存在は弱いかなと思いましたが…単純に復讐物にした方が良かったかな。
ワクワクしながら観れた楽しいアクション映画でした。