このレビューはネタバレを含みます
会話や説明も最小限で、無駄とすら思える長ったらしいカメラ回しで魅せる登場人物の心象表現がおもしろい。
冒頭、車で執拗に同じところグルグル周るシーンと、ラストの車から降りて歩き出すシーンが対比なんでしょうか。
高級車=成功者のメタファー
成功者になったことで、もともと人間として未熟だった主人公は女性関係のだらしなさから離婚することになってしまい、憂鬱な気持ちを抱えながらそれでも同じところをグルグル周っている。
ラスト、少し成長した主人公は高級車から降り、新たな道を歩き出す。
という構造なんかな?
自分はそう受け取りました。
そうじゃないかも
いやきっとそうだ!