Haman

デモンズ4のHamanのレビュー・感想・評価

デモンズ4(1991年製作の映画)
3.6
ミケーレ・ソアヴィ監督作。
「デモンズ3」に引続きデモンズシリーズとは関係ないのに勝手な邦題をつけられたやつ。
冒頭、ヒッピー達の前にデーモンが現れる場面や電車内猟奇事件なんかはテンポ良く終わって、物語の中心部へと進んでいくのだけどここからがまあダレるダレる。印象に残る強い画や緊張感は勿論あるとしても、盛り上り不足で睡眠欲求をどうしたって促されちゃう。そうこうした終盤は目の見張るシーンの連続で、おらワクワクが止まんねえ!状態なのにそっから急降下のオチ…。
悪魔崇拝のカルト集団、太古に絶滅した脳を食らう虫、襲いかかるデスマスク、「不思議の国のアリス」なんかの童話を思わせる幻想的シーン等、好奇心を大変に擽られる題材、要素を扱っているのは間違いない。
とりあえず何なんあのオチ。
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