勝沼悠

ナチスが最も恐れた男の勝沼悠のレビュー・感想・評価

ナチスが最も恐れた男(2008年製作の映画)
4.0
 ノルウェーでナチスに対してテロを続けた伝説の男、マックス・マヌスを描く。

 国のヒーローを描く映画でありながら、どこかにテロは所詮、蟷螂の斧であるという視点が常にある。さらに終戦して戦争のむなしさに押しつぶされる姿まで。。。
 おそらくノルウェーでは誰もが知ってる英雄なのだと思うが、それをただヒーローとして描くのではなく、こういう風に描いたところにこの映画のすごさがあると思う。
勝沼悠

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