ナチスが最も恐れた男の作品情報・感想・評価

「ナチスが最も恐れた男」に投稿された感想・評価

「ザ・ハント」と比べるとまた楽に観れる。ナチスに抵抗した人は沢山いるんだね。
ノルウェーって凄くない?
zogli

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2.4
邦題は盛りすぎなので無視
原題は人物名『マックス マヌス』WW2に実在し生存したノルウェーのレジスタンスだとの事

当時のノルウェーのクヴィスリング政権(ナチスドイツの傀儡)から王国を取り戻すきっかけを作ってくれたという解釈なのかなー英雄と言うには地味すぎる
ドイツの敗戦とナチスの崩壊によるノルウェー解放はレジスタンスの、ましてマヌスの功績では無いし、窓から脱出してゲシュタポから逃げのびたのをそんな英雄視するのもどうかと…チェコのアンスロポイド作戦のようにナチス高官暗殺を試みたりしたわけでもないからやってる事は小さいし(まぁ比べるもんでもないけど)

愛国心と反ナチ感情と自らの手で世を変える情熱を持って活動していたけど、ひとりまたひとりと仲間を失って喪失と活動意義とに葛藤する人間ドラマって事ならまぁわかるかも
イギリスで訓練して各国にパラシュートで戻るルートはWW2各国レジスタンスでおなじみだったけど、それにしてもあんなにノルウェーとスウェーデンの国境を行き来してたのはちょっと驚きだった

ノルウェー占領してるドイツ側の描写が意外と細かくて驚いたし、まさかの『怒鳴らない』『人に銃を向けない』『自ら引き鉄を引かない』という近年稀に見る紳士然としたドイツ将校がいてなんだこれは?となってしまった
ドイツ側への配慮なのか、それともジークフリートは史実でも色男で無能なのか?
拷問部屋で葬送行進曲流しながら包帯はぎとってタバコ吸うのを見せつけるだけって、なんだそれ?最後レジスタンスが潜り込んでるの気づいてたっぽいのに見逃すし!あのノルウェー娘に手をつけるやつとかの描写、必要だったのか???

マヌスと将校の2人に見えない絆や敵対心があるならまだしも、ドイツ側がマヌスに執着してるようには全く思えない描写のされ方だったので最後捕らえられて収監された先でジークフリートがマヌスに握手求めるのは結構理解出来なかった

話として面白いわけではないし脚色はされてるけど『歴史を知る資料』としての価値はあったので観て良かった
ストーリーの出来はともかく、作中に大事な言葉はポロポロあって、『レジスタンス活動などするやつはバカか正気じゃないヤツだ、君がそのどちらかなのであれば歓迎しよう』とか、『(徴兵の謳い文句に釣られて)従軍する奴なんて精神異常か失業者のどちらかだ』とか、そのへんはなるほど真理だわーとうなずいた
体制に抗うのは命がけの行為だからそれだけの覚悟が必要で、無駄死にするだけかもしれないがそれでもやろうとするのかって事だし、負けが見える戦争で徴兵して総力戦にしようとするのも無謀以外のなにものでもないしな
makkies

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3.5
ナチス占領下のノルウェーでの話。レジスタンスのリーダーである主人公は運良く生き延びたが、仲間を失う事で悩みが絶えなかった。
Yasuyo

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3.5
この時代とか歴史に詳しい人だったら、好きかもしれない☺︎
あとこれは絶対字幕がいいと思った🇳🇴
ak

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2.2
題名に惹かれて鑑賞。
北欧の街並みの美しさに魅了された。

歴史に明るいわけではないため、どんな人物なのか、どんな事をしでかしたのか、という気持ちで鑑賞したが、
想像よりも落ち着きのある人で、仲間思いな男だった。

だからみんなを導く先導者であり、逃げ切れる平凡さがあったのだろう。

あれだけ祖国に対して思いが強く、祖国のために戦った彼が、祖国を取り戻したのに笑えない。いい人だ。

このレビューはネタバレを含みます

ノルウェー・レジスタンスのリーダー/マックス・マヌス(コードネームはトレク)と、マックスと行動を共にした若者たちのお話。

1940年6月。
ノルウェーはドイツに侵略される。
マックスたちは、プロパガンダの新聞を作るなど「祖国を守るために!祖国を取り戻そう!」をスローガンにレジスタンスにのめり込んでいく。

やがてスコットランドへ。リンゲ大尉の下でノルウェー初の独立中隊としての訓練を受けたマックスたちは、敵の戦線で妨害活動を行うことになる。

マルドニオス作戦を遂行し、敵の潜水艦3隻を沈めることに成功。
1943年6月7日に、国王から勲章を受ける。
この頃、後に結婚することになるティケンと出会っている。

戦場で秘密裏な工作活動の中で銃撃戦もありながら、タイミングの良さと運の強さで切り抜け、1945年5月8日にヒトラー死亡のニュースを聞いて、ノルウェーの国旗が掲げられるのを見る。

侵略された時に埋めた酒を開けて、乾杯する面々の中で、戦争での仲間の死と、金も学歴も仕事もない!という焦りがマックスの心を苛み、顔色が冴えないでいた。

1947年6月7日。戦勝パレードで、国王と同じ車に乗り込み、沿道を埋め尽くす民衆の様子を見たマックスにようやく笑顔が見られた日となった。

エンドロールで、マックスを始めとするレジスタンス・メンバーの"その後"が本人写真と共に、簡潔に記されている。
マックスは、ティケンと結婚し、仕事も成功し、81才で死去するまで幸せに暮らしたようだね。

祖国の為に...とはいえ、
大勢の人を殺して"勲章"を授与され、
大勢の人を殺して"英雄"となったマックスの物語だった。
YUKINKA

YUKINKAの感想・評価

3.6
ナチス占領下のノルウェーでレジスタンス活動を率いた英雄の話。
仲間を失いながらも、解放は実現するが、その後の英雄の姿が切ない、、、。
第二次大戦のノルウェーの英雄マックス・マヌスを描いた伝記映画。主演はアクセル・ヘニー。正統派イケメンではないが、どこかで見たような気がする顔。「ヘラクレス」「ラスト・ナイツ」「オデッセイ」で見てるはずなのだがちょっと思い出せない。

フィンランドでドイツ軍に敗れ、スコットランドで訓練を積み、仲間たちを失いながらもドイツ占領下のノルウェーでレジスタンス活動をし続けた英雄の物語。
マヌスと仲間たちは「祖国を思う若者」として描かれ、そのやりとりなどを見てると青春映画の側面もあるのだと気づく。爆破の標的を丘の上から偵察しながらも通りすがりの若い女性たちに振り向く、そんな姿は若者の日常のそれであり、彼らにとってレジスタンス活動へ情熱を捧げた日々はある種の青春と似た輝きがあったのだろうと思う。

他のレビューも歴史を学んでから見た方が良かったとおっしゃる人が多いが激しく同意。というか、WWIIにノルウェーも巻き込まれてたなんて考えもせずに生きてきたよね、私含め日本人の多くが。
で、この映画も無知な外国人向けに作ったわけじゃないから、説明は少ないし、ふとした瞬間スコットランドにいるし、たまにフィンランド思い出すわでけっこう難しめになってる。まあそういうタイトな作風は嫌いじゃない。

もしこれから見る方がおられたら、
・ノルウェーの港町ナルヴィクはドイツにとって重要な生命線で、物資を船で輸送していた。
・ということは連合国側にとってもナルヴィクは戦略上重要になってくる。そこでイギリスはドイツ占領下のナルヴィクに訓練されたレジスタンスを送り込み破壊工作を計画する。
・そのレジスタンスがマヌスたちノルウェー人の若者たちだった。彼らはイギリスで訓練を受けた後、一般人を装ってノルウェーに潜伏する。
…という背景を知っておくと鑑賞の助けになるかもしれない。
はるか

はるかの感想・評価

2.2
ドイツに占領されたスウェーデンの英雄の話。歴史を知ってから見たほうが良かったかな
英雄マックス・マヌス。友を失いながらも果敢にナチスに立ち向かった男。

ノルウェーの本当の英雄の話だという。それゆえに全く歴史を知らないで観ると、やや置いてけぼりになるところアリ。

所々戦争のリアルな描写。仲間が慈悲なく無惨に殺されていく。それも突然に…。なかなか心にくるものがある。

シーンとシーンの繋ぎが結構分かりづらい。演出面は少しクセがあるのか気になったかも。

マックス・マヌス役の地味さ。華はないけれどもどこか哀愁を感じる。非常に雰囲気が良い。

個人的にはあまり戦争映画は好きでない。事実この作品もそこまでハマる感じはなかった。が、一人の偉人の物語として興味深いものがあった。
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