るい

眠狂四郎 円月斬りのるいのレビュー・感想・評価

眠狂四郎 円月斬り(1964年製作の映画)
3.8

ただの竹光だよ🎍3/12


え?なんで?刀身どうしちゃったの?
と思ったら研いでただけだった。

ジョン・ウィックのチャド監督はかなりの時代劇好きで「座頭市」マニアなわけだけど、同じ時代の大スター市川雷蔵作品も絶対見てると思うんよね。眠狂四郎シリーズとか剣三部作見ながら、オマージュか?って思うところ結構ある。オマージュでなくても時代劇的なシチュエーションとか撮影方法とかは絶対意識してると思われる。

さて、本作ですが
徳川将軍の庶子のアホ坊に目をつけられた眠狂四郎。アホ坊の片桐高之は刀好きで夜な夜な試し切りをと罪のない人を斬っている。斬られた息子の仇討を狂四郎が助太刀いたす。

狂四郎ってさ、結構人情深いんすよね。刀なんて武士の魂なのに人質と交換しちゃうし、自分をも差し出すし。で、仇討ちまでしちゃう。皆狂四郎のこと大好きになるわなー。私もついていきたいわよ!

あと将軍の庶子の高之は救えんやつ。子が子なら親も親って感じでしたが。

最後の決闘での橋のシーンはなかなか迫力満点でしたね!安田監督はTHE時代劇を撮るのがお上手で、安定の一作でした!
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