鰹よろし

ザ・ケイヴの鰹よろしのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ケイヴ(2005年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

 やたら性的な話題を提供するので気がかりだったのだが・・・

 洞窟への入り口を際立てつつ、その内部にさらに穴を描いていることからもおそらく洞窟は子宮の象徴。

 死体等血みどろにグロテスクに描いているのも、痛みのイメージとそのままに血を印象付けたいのだろう。

 それらを踏まえ処刑されたのは男のみしかも男によってという事を考慮すれば、男どもは受精せんと泳ぎ回る精子の象徴である事が見えて来る。こじつけかな?

 洞窟入り口付近と深部にてそれぞれセックスの描写があり、前者は洞窟内部の生存競争を脱落した男、後者は何年も前から洞窟で生き抜き今回の生存競争も勝ち残った男。前者の女性は後者の男にぶっとい丸太をぶっ刺され、後者は野獣ピストンをかまされる。

 より強き者が生き残る。子宮の中で受精せんと精子たちが生存競争を繰り広げる様をモチーフに、洞窟の中で人間たちがサバイバルを繰り広げる。
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