質的に期待できなさそうだが、沖縄舞台のロードムービーということで環境映画的にながら見できればと。
しかし、結論的にはまずまず。
とはいえ、序盤中盤は工藤ゆき演ずる人妻が白人男(老人!)とかんたんに寝てしまう「イエローキャブ」な展開に「安手のAVかよっ!!」と不愉快にも。
とはいえ、沖縄的景観と空気感はある程度堪能できたし、芭蕉布という伝統的織物の原材料植物伐採・蒸煮(というか煮込み)・機織りのドキュメンタリ場面は実に興味深いものがあった。それほど長くはなかったのが残念。
白人老人と日本人中年人妻のストーリーはそれほど価値があったとは言い難いが、それなりの帰着を見たということでソフトランディング。
まぁ宜しかったのではないかな
点数は甘いが「沖縄環境映画」としての役割は十分以上果たしてくれたので