ボルト

マン・オブ・スティールのボルトのネタバレレビュー・内容・結末

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

自身のルーツを知る前から人助けをしている姿は、やっぱり彼が「善き人」であれと乞われた運命だからなのか。序盤の燃え盛る建物から人を救い出し、崩れる鉄塔をあらん限りの力で押しとどめる姿は、やっぱりスーパーマンなんだよな、と思っていた。
でもその後の、両親との回想で違うなと思い直した。
母が普通の人と同じように過ごす為に「焦点を合わせる」事を教えていたから、父が「力を持っている事を人類に対して明かすタイミング」と「やり返す事の不毛さ」について滾々と教えていたから、心優しい好青年に育ったんだな、と。それと父があの竜巻の中、周囲の人々と大事なペットの犬を逃がす姿が、彼の「人助けをする時の姿勢」の基となっているのかなぁとも。両親の教育の賜物だな……というのが個人的な感想。

まあメトロポリスは壊滅的だし、やむを得ずゾッド将軍を殺してしまった訳だけど。でもそれは、スーパーマンの存在を知った人類と、スーパーマンとしても生きていく事を決めたクラーク・ケントが、互いにどのように付き合っていくかを決める為の大事な段階のひとつという事で。

スーパーマンについてなんも知らん人間がちょっとそれっぽく書いてみただけなんで、どうかマジに受け止めずにお願いします。
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