ちゃむ

渇きのちゃむのネタバレレビュー・内容・結末

渇き(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

人体実験によってヴァンパイアになった顔面蒼白で病的なソン・ガンホがエロい....!山田洋次が"韓国の渥美清"と評したあのガンホがたまらんエロンホ!!映画の中の濡場は退屈に感じてしまうんだけど、渇きの情交は感じ入るものがある、エロい.....!いい濡場で賞。

キム・オクビンは満島ひかりと二階堂ふみを混ぜたようで可愛らしさと不気味な色気が素晴らしい。ヴァンパイアになってからの死んで初めて自分の人生を生き始めたようなメーター振り切った覚醒ぶりは不気味ながらも魅力的。包帯ぐるぐる巻きで闇夜をさまようエロ・ガンホはダークマンみたいでいぢらしくせつないし、走ったり跳んだり漫画的な描写の数々は楽しい。輸血チューブをチュゥチュゥ吸うさまもインパクト大。

母親が身体麻痺になってからの息詰まるような家の中の描写は一家監禁殺人事件を彷彿としてしまうような厭な空気がすごい。旦那のシン・ハギュンも強い由紀さおりみたいな母親も顔面がすごいいい。

やりたいことがありすぎるのか冗長なところもあるし暴走が加速していくし血なまぐさくてダメな人はダメだろうけど、ギミックに溢れててガンホがエロいのでわたしはとても魅かれた。ガンホ映画コンプしたくなる
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