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肉体の悪魔のyasu555overseasのレビュー・感想・評価

肉体の悪魔(1986年製作の映画)
4.2
今日、見ました。奥深く、難しい文学のネタが多く、男女との肉体を結ぶセックスを描いた官能的な処女作 ヒューマンドラマ映画でした🎵✨🎵✨ 大体の知識、思考力でしか理解できません。この映画は道徳に背く禁断の肉欲なセックス、色んな思想のネタ(キリスト教共産主義、社会主義、デカダン派もしくはデカダン(デカダンは19世紀のヨーロッパ、フランスで起こってた文学運動)、アンティゴネとクレオンの相反する主義とか)が出てきて、いっぱい考えさせられました。最低限の知識が必要です🎵✨ 最初の学校での授業中、外の校舎の屋根に居てた若い黒人女の子がイタリア語で "ほっといて。(そっから日本語字幕が出なくなってイタリア語で叫びなから悲しむ。)叫んで何回も叫んで叫び終わった後、悲しそうな表情で学校の学生達や教師達を見て涙を流しながら、何か訴え続けて精神疲労、精神貧弱、ショックで倒れる若い黒人女の子(何か痛ましく、苦しめにあった事で倒れたんだと解釈します。思想が違う社会主義の人間達とデカダン主義の人間達と肉体を結ぶセックスが関係してるかと)。は学生達に運ばれて、その後、学校の授業中、学生のアンドレアは授業をサボって外の校舎の屋根上で見かけた女の子 ジュリアに会いに行く。止めてたバイクで行き、男と居たジュリアを見かけたら、男とジュリアが乗る車の跡をつける。裁判所に到着したらジュリアと男が降りて裁判所の中に入ります。アンドレアもバイクから降りて裁判所の中に入ります。裁判所にある牢屋の中に居る人達がどういう罪で牢屋の中に入れられてるのかわかりませんでした。裁判所で判事が傍聴でたくさん発言した時、これは思想が違う社会主義の人達、デカダン派の人達がお互いに相反して愛することは許されないことを訴えてます。ここまで話の流れがわかってきました(文学問題に関する思想を発言してた判事の傍聴を聞いて難しく痛感しました。)。裁判の傍聴中、アンドレアがジュリアを見てジュリアもアンドレアを見て、ジュリアがアンドレアの隣に寄ってきます(此処で距離が縮まって親しくなります。)。お互いに自己紹介をしてジュリアが "向こうの牢屋に私の婚約者がいる" ってアンドレアに言います(初対面やのにそんな事を言うんかな😅💧普通に 笑)。裁判の傍聴会が終わった後、アンドレアとジュリアは別れてバイバイした時この2人は愛で結ばれて性欲を求める関係になりそうな感じがありました。学校から連絡でアンドレアが戻ってないことを聞いた父親と母親は母親が父親に "アンドレアが学校に帰ってないことを言い、どうするか父親に聞く" 父親は帰ってくるまで待ってばいいと言う。その時アンドレアが家に帰って来て、母親から聞いた父親は直ぐ家に戻ります(何処の学生が学校の授業をサボる 笑。そこまでサボるって事はジュリアのことが気になり、後々お互いが持つ性欲が衝動的な欲望に変えて抑えられない異常な中毒になるぐらいの性欲を求めることに 笑)(やばい〜)。父親は息子であるアンドレアを心配し、学校の授業を抜け出して何処に行ったのかアンドレアに質問した時、アンドレアはジュリアのことが気になって跡を追ってた。父親が注意するが、アンドレアはジュリアのことが好きだって言う。それを聞いた父親は初恋の女の子だと1度認めて許す(そっから性欲に対する衝動的な欲望を抑えられなくなる。)。アンドレアとジュリアは性欲の異常な中毒で親しい友達から肉体の性欲関係の恋人に発展します。(凄い関係 笑)。ジュリアと会いたいが為にジュリアが住む改修工事状態のマンションに付いてるロープでよじ登るシーンが器用登れたのが凄かったです✨🎵 性欲が溜まってるから付き動かしてるのです。アンティゴネとクレオンの相反する主義はどちらを支持しますかって教師がイタリア人学生の男 アンドレアに質問して学生の男は "基本的に2つは相容れず対立してます。まったく違います。神々の掟に左右されずー 人の定めた法律を守っている アンティゴネ。法律ではなく神々と先祖の掟を尊重しー それを存在理由と行動規範にする クレオン" 。    色々と考えさせられて官能的な処女作の性欲の問題です🎵✨     道徳に背いてお互いの肉欲を抑えられず、快さに酔いしれてセックスを楽しむ学生の男 アンドレアと若い女性 ジュリアの姿は悪魔に取り憑かれるぐらいの官能的にセックスをし続ける最中に感じる快楽を得たような姿でした✨💧🎵 歯止めが効かんぐらいのやばい処女作のセックス描写でした💧🌟🎵✨🎵✨🎵🌟🎵ジュリアは婚約者が居てるのに学生であるアンドレアを選ぶってそんだけアンドレアが好きで彼とセックスをしたい衝動的な欲望と中毒に満たされて抑えられないって事が解ってやばい性欲やと分かりました。        デカダンは19世紀でヨーロッパ、フランスで起こった文学運動は敵対する批評家が付けた呼び名ですが、後にそれに属する作家達が19世紀後期で象徴主義、耽美主義に関係し、初期ロマン主義のナイーヴな自然観の上で巧妙さを楽しんだ多くの作家達がこの呼び名を使ったきっかけで定着したってことです。ロジックな小説やエドガー・アラン・ポーやフィクションの小説に影響を与えてます。(そういう細かい情報が気になって調べました🎵)