ゴム水

肉体の悪魔のゴム水のレビュー・感想・評価

肉体の悪魔(1986年製作の映画)
4.1
エロい話かと思ったら超こわい!
マルーシュカ・デートメルスが名演。くるくる変わる表情がかわいらしくもあるけどとにかくこわい。アベサダ未遂はマジで縮みあがった。ただ終盤はその不安定さが悲しくもあり、リズムが変わると上手く踊れないところやラストの涙には同情してしまう。し、銀食器散らかしながら自由に踊る姿にはグッとくる。冒頭の、自殺しようとする女と見つめ合うところも、全然関係のないふたりの間に共感が生まれる瞬間が見えるようでとてもよかった。
ゴム水

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