えす

肉体の悪魔のえすのレビュー・感想・評価

肉体の悪魔(1986年製作の映画)
4.0
デートメルスの狂気的な視線の変容に瞠目。冒頭の予感に満ちた一方的な視線が反転し、彼女の顔のアップで映画が終わる。バルコニーと教室、この男女の空間を繋ぐ屋根が視線劇として見事に機能していて素晴らしい。性愛描写は勿論のこと、ベッド下に靴を投げ入れる、ロープをよじ登るなどのアクションも忘れ難い。
えす

えす