パール

人生の特等席のパールのレビュー・感想・評価

人生の特等席(2012年製作の映画)
3.7
恥ずかしながらクリントイーストウッドの昔の映画をほとんど観た事がない。なので私にとってはグラン・トリノ、ミリオンダラーベイビー、運び屋など、不器用で頑固者で口下手な役のイメージが強い。

メジャーの一流スカウトマンで数々の選手を発掘してきたガスも老いには勝てずクビがチラつく。

残り3ヶ月の契約を残し、一順選手を見極める為に試合に足を運ぶ。
トラウマから人との距離を縮められない娘ミッキーとガス。ミッキーの恋の行方。
ガスと球団との関係などベタなストーリーだけどぶつかりあってわかりあって行く過程が良い。

データーに頼らないガスの職人技。それを受け継ぐミッキー。ラストピーナッツ屋の下りは出来すぎだけどスカッとする。

演者としてイーストウッドはもちろん素敵だけど、監督としての彼の作品の方がやっぱり好き。
パール

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