すずき

華麗なるギャツビーのすずきのネタバレレビュー・内容・結末

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞受賞作品ということもあり観てみたが、正直よく分からなかった。

精神疾患を患っている主人公が、 過去の回想の中で自身やギャッツビーについて振り返るという形でストーリーが進んでいく。
ウォール街全盛期、皆が飲んだくれて無為な時間を過ごしている中、ギャッツビーだけがまともな人間だったと主人公は述べているが、それに対する疑問が大きい。

まず、ギャッツビーが貧しい両親を親と認めず、野心を持って家を出ていくという資本主義的な価値観に疑問がある。
また、過去の恋人に執着しつつも相手の立場や気持ちに想像が及ばず、一方的な思い込みで突き進んでいくところも、女性を自分の所有物とでも思っているのか?と感じた。

ギャッツビー以外の登場人物も、妻にバレていることを知りつつ愛人との関係を続ける人物や、ギャッツビーが亡くなった際葬式にも行かない過去の恋人など、録な人物がおらず、結局何を伝えたいのか理解できなかった。
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