茶碗蒸し

華麗なるギャツビーの茶碗蒸しのネタバレレビュー・内容・結末

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

切なかったです…
ギャツビーは貧しい生い立ちに引け目を感じつつも、大きな夢を抱いていた。好きな人の前では不器用で、愛のために自分を犠牲にしてしまうかなしい愚かさがある。
デイジーは裕福なお嬢様に生まれ貧乏とは無縁であり、存在自体が愛らしさ華やかさの招致ではあるが、生き延びるためそして保身のためには自分自身すら騙せてしまうような、薄っぺらい人間性。

神はすべてを見ているというような、メッセージが作中にもありましたが、デイジーとトムはこの後の人生どう歩むのだろうか…ろくな死に方しないのではと考えてしまった。

闇商売に手を出して上り詰める一面を持ちつつも、愛する人をなんとか振り向かせたいと足掻いて死んだ、哀しいほどに一途なギャツビー。
過去にすがるってやっぱり良くないみたいよ。
ニックは本当に信用に値する素晴らしい友で、打算のないやさしさに救われました。
登場シーンの笑顔がタイトル通りでよかった
茶碗蒸し

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