近くのカフェで無料上映されてたから観に行った。
つい数日前にNYでブロードウェイ版を観たばかりだから比較しやすかった。因みに原作も読み直してる。
ブロードウェイ版の方がやっぱり音楽は流石だったけど、映画の方がアカデミー賞美術賞と衣装デザイン賞を受賞したのは納得。色彩、セットのデザイン、文字の導入、全てが独特で一目でこの映画だと分かる。けどまだバズ・ラーマン監督の映画はこれで初めてだから確かじゃないけど。けど終始ちょっと非現実的な雰囲気の色彩が使われてたのは、ギャツビーという現実から逃げる人物像を表してたのかもしれない。あと全部のシーンに緑色が入ってるんじゃないかってくらい緑色の主張が強かった(いい意味で)。
あの有名なグラスを掲げるギャツビー(ディカプリオ)のシーンとかやっと観れて嬉しかったのと、最後の方でブチギレるシーンではやっぱりディカプリオはこういう演技得意だよなと思った(「Wolf of Wall Street」)笑
ブロードウェイ観たあとも思ったけど、この世界観と、実はなんとも現実的なテーマの物語を考案したScott Fitzgeraldは凄い想像力(創造力)の持ち主だったんだなと思った。
唯一音楽のチョイスが嫌いだった。なぜかグラミー賞にノミネートされてたらしいけど、個人的にはいただけなかった泣