らんぺぇさんの映画レビュー・感想・評価

らんぺぇ

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ベルベット・クイーン ユキヒョウを探して(2021年製作の映画)

5.0

自然界を最高に美しく捉えた映画。
ただのドキュメンタリー映画とは違って、ナレーションとユキヒョウを探す二人の会話がとても哲学的で、人間と自然界の関係性や歴史について考えさせられる。

Warren E
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

先輩に勧められて観た。よく作られてて、観るのが楽しかった。音楽と動きが綺麗にシンクロしてるのが、まるでミュージック・ビデオを観てるようで気持ちいい。
この前観たばっかりのNWR監督の『ドライブ』に主人
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

5.0

初めて観た。昔たまに行ってた大泉学園駅とか電車のデザインでメーテルの顔のやつとか乗ったことあったけど、こんな話だったんだ…。
キャプテンハーロックの声がルパン三世の五ェ門と同じ井上真樹夫で、渋かった。
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

5.0

最初に観たのが何年も前で、観直した。Vangelisの音楽最高。世界観が素晴らしい。あと街中の音とか声のループで音楽みたいになってるのが面白い。
結局デッカードは人間なのかレプリカントなのか…
次はフ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

5.0

ニコラス・ウィンディング・レフン監督に惚れた!
『コペンハーゲン・カウボーイ』でも見られる色々な色調の青と赤によって、キラキラしたような、冷たさと暖かさが共存してるようなカラーパレット。
レフン監督の
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羅生門(1950年製作の映画)

5.0

考えさせられた。
皆自分に都合が良いように話すので、それぞれの証人の話によって、全然違う。色々なシナリオを観ていく中で、役者達の細かい表情等によっても大きな変化が付けられるのが本当に素晴らしい。
また
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ソウルの春(2023年製作の映画)

4.0

観たのは今年だったと思う。メルボルンで観たのをふと思い出したので、記録。

大脱走(1963年製作の映画)

5.0

十数年ぶりに観ても最高極まりなかった。
スリルはもちろん、子供の時には気付けなかったけど、それぞれの性格や人間性に意味を感じた。みんな自分だって目の前に死が見えてるはずなのに、仲間の為だったらリスクを
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生きる(1952年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最初に観たいと思ったのはもう5年かそれ以上前だったと思う。今になってやっと観た。
はぁ傑作だ…。身体が元気で生きてた間はずっと死んでいて、死に向かうにつれてだんだんと生きるということを学んでいく、とい
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レインマン(1988年製作の映画)

5.0

主人公の成長にほっこりした。ダスティン・ホフマンの演技が驚異的。

仁義(1970年製作の映画)

5.0

同じ目標を持つことによって生まれた団結力、からのお互いの為に自らをも危険に晒してしまう友情がアツかった!

こんなにハラハラしたのは久しぶりだ。台詞や音がなくても、こんなに緊張するなんてって思ったけど
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.5

ハリーポッターシリーズの原作を今読んでる途中(今朝2作目を完読)。
何年も前に観たことがあったはずだけど、ほとんど何も覚えてなくて新鮮だった。
若干古い感じがあったけど、当時のCGではしょうがないのか
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ルックバック(2024年製作の映画)

5.0

映画館には観に行けなかったから、アマプラに出てからすぐに観た。
アニメだからこそ映える演出が心にグッときた。最初の独特なズームインから最後のエンドロールまでずっと観入ってしまった。58分の長さで短いけ
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メッセージ(2016年製作の映画)

5.0

こんなに単純でかつ複雑なストーリーのSF映画は初めてだ。ストーリーのヒントが、ありとあらゆるところにお洒落な演出の一部としてごく自然に散りばめられていた。

音楽はヨハン・ヨハンソン。「最後にして最初
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お早よう ニューデジタルリマスター(1959年製作の映画)

5.0

クスッと笑えるシーンが多いほのぼのした日常生活を描いた映画。
子供と若者と大人のそれぞれの価値観や物事に対する反応をユーモラスに捉えている。一見無意味にみえる、ちょっとした「お早う」などの挨拶による人
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

5.0

クレヨンしんちゃんだからってナメちゃいけない。
もちろんとても上品とはいえないけど、原作のお決まりの下品さに比べれば、しんちゃんのおふざけ(本人はふざけてない)は格段に控えめで、ピュアなエンターテイン
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

先月(?)同じジャズミュージシャンの友達たちと観た。上原ひろみと石若駿と馬場智章の演奏が最高にカッコよかった!演奏するシーンのアニメーションも迫力と躍動感がすごかった。

いぬ(1963年製作の映画)

5.0

またまたメルヴィル。
108分とそこまで長い映画ではないのに、ぎっしり詰まった展開がすごくて目まぐるしかった。誰を信じるか、誰を疑うか、人間不信になりそうだ。

影の軍隊(1969年製作の映画)

5.0

メルヴィルはこれで2作目。

何も調べずに観たら、最初話に付いていくのに苦労したけど、最終的にはフワッとだけど理解できた。
もう一度観るか、原作(映画が原作に忠実なのかは知らない)を読むかしないと、ち
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サムライ(1967年製作の映画)

5.0

アラン・ドロンが亡くなってから特に観たかったけど、ハーバード大学の映画館(フィルムアーカイブ)でやっと観れた!しかも友達たちと。

カラーパレットが素敵で、全てのカットが絵画みたいだった。音楽も絶妙に
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

5.0

ずっと観たかったんだけど、知り合いのネトフリを借りて、やっと観れた…!
ちゃんとみんなが知ってるピノキオなのに、デザインも、音楽も、新しいシナリオも、斬新でギレルモ・デル・トロのオリジナリティ溢れてた
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

5.0

Kubrickらしいブラックユーモア溢れてて、ムズムズするような緊張感の煽り方が絶妙!
MGSのネタのルーツもいくつかあって嬉しかった。
もっと理解する為にまた観たい作品。

晩春(1949年製作の映画)

5.0

わざわざ日本でダウンロードして、アメリカへの機内で観た。2年後とかにもう一度味わいたいような映画。

カジノ(1995年製作の映画)

5.0

演出が素晴らしかった!今プレイしているメタルギアソリッドシリーズの演出にも共通点があるような気がする。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.8

去年末に観た。正直よくわからなかったけど、音楽は好きだった

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

だいぶ前に観た。出てきた日本の景色を見て、日本が恋しくなった。

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.2

ラッセル・クロウとガイ・ピアースが演じるキャラの色々な差が面白かった。こういう下っ端が上層部の悪事を暴く系のゾクゾクからのスカッとする感じが好き。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

ところどころ日本人として苦しいような複雑な気持ちになるところはあったけど、ちゃんと「原爆は人間に使うべきではない」っていうことが最後にははっきり表現されててよかった。クリスチャン・ノーランらしい時系列>>続きを読む

夜の大捜査線(1967年製作の映画)

4.5

今日2本目の映画。
音楽がQuincy Jonesってこと以外は何一つ知らずに観た。後で知ったけど、1968年の作品賞を含むアカデミー賞をいくつか受賞しているらしい。
当時(40〜50年代くらい?)の
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