らんぺぇさんの映画レビュー・感想・評価

らんぺぇ

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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず生命力が地球を廻って時間を巻き戻せるスーパーマンを超えてる。

Vol. 1では超シンプルな復讐劇かと思ったけど、Vol. 2の最後を観たらとてもシンプルでは片付けられなくなった。娘と初めて
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

5.0

噂通りの派手で非現実的なバイオレンス。ストーリーは単純な復讐劇なんだけど、ちゃんと敵のバックグラウンド(同じく復讐劇)も語られてたのが良かった。
アニメで語られる部分もあったけど、全体的に血の吹き出し
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リスボン特急(1972年製作の映画)

5.0

大好きなジャン=ピエール・メルヴィル監督の遺作。一番好きな作品とは言えないけどやっぱりメルヴィル作品は見入っちゃう。特に台詞がなく黙々と作業するシーンが特に上手いと思う。今作もLe Cercle Ro>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

5.0

爽快なテンポ感と遊び心が炸裂してる最高のコメディ。子供にも優しい作品で、悪役が死んだりせずに平和な罰を受けるのもすごく好き。

Cinematographyが面白くて、現実から離れた夢がある。言葉を使
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

後半の2人が現実か?前半は、ゆ、夢だったのか…?!鍵は夢と現実のポータルってことか??
「Twin Peaks」とかインタビューとか観すぎたのか、デヴィッド・リンチ監督の説明しようがない変な世界にも慣
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暗黒街のふたり(1973年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

初めてのジョゼ・ジョヴァンニ監督映画と初めてのジャン・ギャバン。アラン・ドロンはプロデュースもしてる。70年代頃のアラン・ドロンが一番好きかもしれない(「サムライ」は別)。

ラストが言葉を失うほどの
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カラーパープル(1985年製作の映画)

5.0

奴隷制度の話じゃないのにほぼ同じで、観るのが辛かった。原作を何年か前に読んだけど、映像化されて余計辛くなった気がする。けどその辛さがあるからこそ感動できて、報われるシーンが出てくる度に涙した。

テレ
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

5.0

デヴィッド・リンチ監督追悼。Twin Peaks(ドラマ)に続き、初めてのリンチ監督映画。噂に聞いてた通り、かなり変だった…を通り越して変態だった。これこそ夢と現実のリンチアンか。

善悪がはっきりし
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パターソン(2016年製作の映画)

3.0

大好きな「Perfect Days」の話で一緒に盛り上がった友達に勧められたんだけど、正直なところ詩が分からないせいか、最近観た作品は刺激的なものが多かったせいか、退屈してしまった。

最後の方のシー
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パピヨン(1973年製作の映画)

5.0

ずっと観たかった今作を、ボストンの公立図書館が提携してるサービスで無料で観れた!

スティーブ・マックイーンはやっぱり「大脱走」のイメージが強かったし、今回も脱獄の話だからやっぱり比較せざる得ない。け
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

2回目。
凄くビシッと構成が決まってると思った。時間と睨めっこしながら観たら、大体5分か10分の枠毎に場面や状況が変化してる。だから全く飽きさせない。

題名通り昔のパルプ・マガジンに載ってたチープバ
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バービー(2023年製作の映画)

5.0

初めてのグレタ・ガーウィグ監督作品!脚本とデザインが凄い。

ライアン・ゴズリングの演じるケンが観たくてぶっちゃけ面白半分に観たんだけど、意外とやられた。オッペンハイマーと並んで話題になる訳だわ。全然
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

4.0

Tina Turnerのインパクト強かったのと、皆の髪型とか服装が80年代だった笑

1、2に比べたら、あんまりハラハラしないし好きではなかった。最後のカーチェイスも冷静に「バータータウンの人達、ここ
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

5.0

男女から言語、「悲しみか無か」等、色々な相互関係が見えて面白かった。

ゴダール監督の長編デビュー作でありNouvelle Vagueの代表的な作品の一つなだけあって、ジャンプカットとかカメラを直視す
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

5.0

迫力がグレードアップしてた!前作から2年しか経ってないのにメル・ギブソンが現在の様子にまあまあ近付いた気がした…笑

音楽最高。特に最後の長いカーチェイスがアツかった。

キャラクター作りも良くて、ヘ
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マッドマックス(1979年製作の映画)

5.0

2回目。
初めて観た時ほどの衝撃はなかったけど、オーストラリアが懐かしくなった。結局行けなかったGreat Ocean Roadで撮影されたらしい。一回目の時はたしかまだオーストラリアにいた時(?)だ
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

5.0

あらゆるところや人で高い評価を見聞きするから観た。香港の映画は初めてかも。

ストーリーももちろん面白いんだけど、シネマグラフィーよ!最初の最初からエンドロールまで全てアートだった。全ての映画がこうだ
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

5.0

個性的、切ない。

なんか演劇っぽいな(台詞とか仕草とか)って思ったら、シェイクスピアの「ヘンリー四世」が元になってるらしい。

雑誌の表紙で役者たちが静止したりお互い話したり、いわゆるお色気シーンも
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

原作を今朝読み終わったので鮮明に覚えてる内に観た。

驚くことに原作に負けてなかった。基本忠実で(台詞はほとんど原作通り)、所々原作の方が良かったものの、映画の方が良かった部分もあったとさえ言える。や
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切腹(1962年製作の映画)

5.0

超大傑作だ…脚本はもちろん、撮影、音楽(武満徹)、演技、全てがガチっとキマってる。

最初と最後は鎧兜で繋がって、最後のシーンではそれが何を象徴してるかが解る。武士など表面だけを飾ってるだけだ、という
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陪審員2番(2024年製作の映画)

5.0

正義とは。何が正しいのか、どちらを守るべきなのかジレンマに陥る物語。よく書かれたシナリオだと思う。

ハッキリしないエンディングがもどかしいけど最高。他のエンディングも撮ったらしいけど、やっぱり最終的
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

5.0

初めてのメル・ギブソン監督作品。これはクリスチャン映画だと思う。クリスチャンとしてはすごくよかった。

戦争の前線のシーンが長くて生々しくて見るのが苦しかったけど、実際にその場にいて五感で体験するのと
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.5

近くのカフェで無料上映されてたから観に行った。

つい数日前にNYでブロードウェイ版を観たばかりだから比較しやすかった。因みに原作も読み直してる。

ブロードウェイ版の方がやっぱり音楽は流石だったけど
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

3度目。

ヴィトーとマイケルのドンとしての対照的な生き方を描いてる。一作目でヴィトーが「家族を大事にできないのは男じゃない」的なことを言ってたのが皮肉。

数日前にNYのエリス島に観光で行ったばかり
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

今回で3回目。特に理由はないけど大晦日に観るのにぴったりのシリーズ。

本当に観るたびに好きになる作品。二ノ・ロータの音楽とマリオ・プーゾの脚本が輝いてる。脚本に関しては改めて観ると、話のまとまりが凄
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ダンケルク(2017年製作の映画)

5.0

台詞がかなり少なく、ほとんど映像とサウンドで語られてる。だからこそ現実的でサスペンスフルだったし、美しい映像・カメラワークと共にハンス・ジマーの音楽がすごく仕事してた。特に緊迫したシーンの、ノーラン監>>続きを読む

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

5.0

観たことあった。
コメディ要素つよ!!もうちょっと控えめくらいが好きかも。ボンドガールのドジには度々イライラした…
小人の執事のキャラが濃くて印象的だったのと、サルマンとかドゥークー伯爵のクリストファ
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ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

4.0

タイムズスクエアの近くの映画館で初めてのIMAX。
多分マッツ・ミケルセンが出てなかったら観なかったと思うけど、意外と良かった。というのも、IMAXの体験がやっぱり迫力あったのと、やや子供っぽいながら
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

5.0

戦争モノであまり語られない秘密裏の英雄の話。
解読するだけのサクセスストーリーかと思いきや、変わり者にとって苦しい社会(特に昔)の描写が生々しくてショックだった。
このアラン・チューリングのお陰で今の
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最強のふたり(2011年製作の映画)

5.0

こういう一見全く逆のような2人の友情系大好き。お互い影響を受けあって成長していく様子に心が暖まった。

友情という人間関係に希望を与えるような映画で、この2人みたいな友情が凄く羨ましい。これが実話だと
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

5.0

ひゃあ〜The End出たところで全身鳥肌立った。

スタンリー(マーロン・ブランド)はかなりヤバい奴なんだけど、特に前半はブランチ(ヴィヴィアン・リー)には自分もかなりイライラして共感せずにいられな
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ターミネーター(1984年製作の映画)

5.0

こういう話だったんだ。いかにもなSFホラーな設定が凄くドンピシャ。

アーノルド・シュワルツェネッガーのT-800の執拗さがとにかく恐い。ロボットだから当たり前だけど感情の影も形もない。後半金属むき出
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

5.0

ロジャー・ムーアの007第一作目。
結構コメディ要素も強めなところがショーン・コネリー作品(特に初期)との違いだと思う。とはいえ、同じように、ボートチェイスでもアクションを見せてくれるし、腕時計の細工
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

5.0

コメディタッチの大袈裟なアニメーションとシリアスな物語の相性の良さよ!!

クリスマスに見つかった捨て子、清子の周りで連鎖して起きる出来事によって様々な愛が芽生えて、その愛によって皆の成長する様子が暖
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

5.0

小さい時に『大脱走』を観てから、これも似たものだと思って、観たいと憧れてたんだけど、やっと観た。
『大脱走』は緊張感ってよりは楽しさが勝ってるけど、今作は割とハラハラ要素満点で心拍数上がった。度々見せ
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