しばいぬたろう

ドリームハウスのしばいぬたろうのネタバレレビュー・内容・結末

ドリームハウス(2011年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

『ドリームハウス』('11)
Dream House / アメリカ合衆国 / 英語

夢のドリームハウスを手にしたエイテンテン一家。
主人公ウィル・エイテンテンはやり手の編集者だったが、出版社を退社し郊外の一軒家に妻と二人の娘と共に引っ越す。
しかし、近所の人々や家の中の前家族の残したものから、この家には何かありそう。
やがて、殺人事件のあった家だと発覚する。
さらに、家の周りで奇妙なことが起こり始めていた。


B級映画あるあるの話を聞かない自己中系奥さんと違って、しっかり行動してくれる役柄で良かった。
娘二人もとても可愛く、ダニエル・クレイグがただただ羨ましいばかり。
ダニエル・クレイグの家族を守ろうとする威厳のあるお父さん像も良かった。
ナオミ・ワッツの途中までよくわからない役どころも印象的で良かった。

なんで殺人事件が起きた家で引き続き住んでいられるんだろうとか、そもそもこれほど稼いでいる人なら新築で買えたのでは?という疑問はこの物語が成立しなくなるから考えないことが正解。
また、娘の名前や苗字が変わっているなぁとは思ったが、中盤から予測できるラストの展開へと繋がっていく。

中盤の想と現実がゴチャゴチャになってよくわからなくなったしまったこともあり、また最後30分ほどのテンポが悪くなったこともあり、自分は間延びした展開に若干飽きてしまった。

似たような系統の作品は多くあるため、目新しくも斬新で面白いわけでもなかった。
しかし、本作が縁でダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズが結婚したことを考えると、本作は確実に意義のある作品ではあった。
しばいぬたろう

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