鰹よろし

ロックアウトの鰹よろしのレビュー・感想・評価

ロックアウト(2012年製作の映画)
3.0
 CIAエージェントのスノーはマブダチの工作員フランク(大佐)殺しの罪を着せられMS1と呼ばれる宇宙刑務所に冷凍状態で収監されることに。

 時を同じくして諸々悪い噂が絶えないMS1に大統領の娘が勝手に視察に赴いており、よせばいいのにの連続で案の定囚人たちが解き放たれMS1を乗っ取られるとともに人質にとられてしまうのだった...

 スノーはなぜかその人質救出作戦に抜擢されるも速攻拒否。しかしなんやかんやあって温かいまま宇宙刑務所へと救出に向かうのだった...

 MS1の社会的貢献と宇宙開発推進、大佐殺しの視覚的トリック、意地でもタバコを吸う、火傷とキスマークとグーパンチと火傷、大勢の人質の中の1人と大統領の娘、正反対な兄弟の諍いと指揮権へのこだわり、交渉人と奪還者...、

 などなど、その他細かなやり取りにおいても基本的に二面性を有した状態で事態が進行していき、またそれぞれの手札が見えている状態で攻防や駆け引きにアプローチできるので、秘密の共有にはニヤニヤだし、線引きも明確で緊張感も適当。最後のお決まりお約束まで安心感のあるものだった。


「マイノリティ・リポート」(2002)...「ホステージ」(2005)...「エンド・オブ・ホワイトハウス」(2013)...
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