yun

ロックアウトのyunのレビュー・感想・評価

ロックアウト(2012年製作の映画)
2.3
2079年未来社会。

コールドスリープによる囚人の完全管理、銃火器搭載の自動防衛システム、ソーラーシステムによる半永久稼働の最新設備を備え、500人の凶悪犯を実験的に収容した、宇宙に浮かぶ刑務所“MS-1”。

組織の重要機密漏洩事件を追っていたCIAエージェントのスノー(ガイピアース)は、ホテルの一室で殺害された同僚を発見する。

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設定も良いし、面白かったんだけど、細かい所が雑だった。
96分じゃ足りなかったのでは。
どうせならもっと尺とって、細部まできっちり作ってほしかったな。

まず、重要人物である、大統領の娘さん。
致命的なことに、微塵も品が感じられない。

事の発端である囚人の暴動が起きるきっかけが、SPの単純なミスっていう…
未来なんだから、銃探知機とかあるんじゃないの?
そんな易々と突破されてちゃねぇ。

アレックスは、瞬きしてる間に囚人達のリーダーになっちゃったけど。
凶暴化している囚人達が、一瞬にして、どう見ても平凡なおっさんにホイホイ従うようになったのは何故?
そもそも、アレックスとハイデルは兄弟って設定は必要だったの?
ってか、
500人もいるんだから、もうちょっと頭脳派な囚人いるでしょ。
何も考えてなくても、凶暴化した囚人だったら、とっくに兄弟消しちゃうと思うんだけど。
囚人集で一番の厄介者ハイデル(ジョセフ・ギルガン)の濃ゆい演技は良かった。

ストーリー的にも、スノーをわざわざ乗り込ませるより、スノーが収監→成り行きで助けた方が話の流れ的にスムーズなんじゃないかと思った。
(本編観てる時に、これって、別に行くのスノーじゃなくてもいいんじゃないか?と感じたので)

未来設定なんだし、もっと進化したメカ使って、もっと優れた身体能力発揮してほしかったな。

未来感が感じられるシーンも無かった。

色んなものが足りないと感じた。
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