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白いカラスのqpのレビュー・感想・評価

白いカラス(2003年製作の映画)
3.0
 人種問題と闘ってきたコルクマン。虐待、DVを受けてきたファーリー。彼らが出会ったことをきっかけに変わっていくというお話。

 人種差別の話と思っていたのですが、誰もが過去のトラウマを持って生きているということがテーマです。それが自身の原因ではなく、社会や家族など、どうしようもないものであれば特にそうだと思います。

 変わってきたことが伝わってきますし、特にコルクマンの過去は切ないものとなっています。ただ、この2人がお互いに素直になっていった理由はピンときませんでした。安心し、共感ができると思ったのでしょうが、伝わってきませんでした。多分、自分が彼らのような生き方をしていないからだと思います。
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