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パフューム ある人殺しの物語のfmofmojimoのレビュー・感想・評価

2.8
18世紀の、あらゆるにおいにあふれた港町の市場で魚売りの女に産み落とされたグルヌイユは、捨てられたところをたまたま生き延び孤児となる。彼は赤ん坊の時から他の子とは違う存在感を持っていたが、何キロも先のにおいを嗅ぎ分けることのできる極めて鋭い嗅覚の持ち主だった。
そんな彼が取り憑かれて求めたのは、若い女性の放つにおいだった。その匂いをとどめておくため、彼は手段を選ばずあらゆる方法を試みる。

猟奇的というよりただ純粋すぎる。
それゆえに、恐ろしい。
ただ、間違いなく気持ちのいい話ではない。
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