高校生の終わりに地元で一人鑑賞した。CMで当時売れっ子のオネエ双子が必見！と捲し立て、妙なエロさに惹かれ試写会に応募したら当選したので観に行った。映画好きの少ない街だからか、試写会に行けることもしばしばだったが、この頃から映画鑑賞はライフワークの一つになっていたような気がする。
結論、全裸の男女がひしめき合いはすれど、エロをメインに扱っていないことに好感が持てた。主人公が美形ながらひたすらに執拗で、変態も描きようだなと思った。まだ見ぬパリに憧れのあった時分、美しい風景と衣装に心を奪われた。
あの頃に観た記憶から止まったまま、今観たらまた違う感想を抱くのだろう。そう思いつつももう一度観ようという気がなかなか起こらない、懐かしいなぁという作品。
