あらすじ、
雑多で生きる事に精一杯の貧困層が群がる、汚い市場の片隅。そんな場所で妊娠を隠した女が生臭い魚にまみれて、ゴミを捨てるように産み落とす…。
この子供の名はグルヌイユ。生まれた時から嗅覚が鋭く、彼の世界は嗅覚を通して物を考える人生である。
グルヌイユはある日、赤毛の女性の匂いに惹かれてしまう。どうにかこの匂いを残したい…。
そんな究極の香水作りが連続殺人の幕開けとなる…
"匂い"って画面からは伝わらない。
それを題材にしてるのに、
不思議と"匂い"を感じさせる作品。
臨場感がすごい。
これはベンの演技も素晴らしいから
成り立ってる。
嗅覚がどれほど優れているのか
っていう点を上手く描写してて、
語り手×映像の見せ方も好き。
(この作品であれば語り手なくても十分伝わるのに…。非常に丁寧。)
リアリティーがあるような無いような、
どこかファンタジーちっくでもあり…、
設定がふわ〜っとしながらも軸はぶれず。
いつもグルヌイユの目は鋭くて。
常識はずれな発想は完全にサイコ。
なのに…ラストで
あるような無いような世界から
無い無い世界に…(笑)
あまりにも突然で
どゆこと?!
ってツッコミしかなかった(笑)
香水を作りきったところまでは
軸はぶれてなかった気がする。
作り終えてからクライマックスまで
もう、なんだこれ?笑
もうちょい別の結末を期待したかった。
ただ、あのシーンを撮るためだけに
集まったエキストラさんたち
普通にすごくない?すごくない?←
すっぽんぽんであの数が密集するとか
プチ潔癖の私には耐えれませぬ。笑
これR15指定ないんかな?
あっていいんじゃないかな。笑
エロでもないセクシーでもない、
不思議なR15やけど。笑笑