このレビューはネタバレを含みます
まず始まり方がイイわ、そこまで悪い事を?って感じで引き込まれたw
語りもイイ感じで、最初のグチョシーンが好き系描写すぎてたまらんww
これを観てると、偶然と運命の絶妙さを感じる。あ、後、慣れない大金は身を滅ぼすってのもww
香水の事も知れるし、何よりジャン=バティスト・グルヌイユ、最高やん。天才って、まさしく彼のような人を言うんだろうな。
天才の執着が狂気のようで、疫病神か神に愛されし男か悩ましい。
一つの恋の匂いを作りたかったんだなぁ。
彼の集大成は最早麻薬。
彼は伝説の産物を作ったようでもあり、本物の『愛の精霊』を作ったようでもある。彼が作りたかったのは、きっと気付かぬままに手折った恋なんだなぁ。
めっちゃ素敵やん。
イタリア・フランス芸術のような女性描写もだけど、匂いの抽出シーンの人肉料理のような描写も最高。
何より終わり方が素晴らしい。
天使をくっちまうって、そりゃ素敵すぎるわw