「時代が違う6つのストーリーが同時に進行している」事を理解してからすんなり話が入ってきて3時間があっという間だった。
大筋の部分でどのストーリーも似たような革命に向かっているという点だけ理解しとけば頭が混乱する事がない。
多くの解釈にあるような単純な輪廻転生の話ではなく厳密には「一つの魂が人類に与える事ができる影響」について。
ひとつの魂が、どう生きたかによって人類の魂として生き続ける事ができるという話と解釈した方がスッキリする。
奴隷の時代、陰謀渦巻く時代、完全に管理された社会
↑いつの時代も人間は支配層と被支配層に分けられ、選別されてきた。
それにより愚かな人類は、文明までも失う
これはある意味では避けられない時代の流れなのかもしれないが、もう現代でも十分に通用する現実的な話で、既にもう始まっている。
支配層は益々支配を強め、徹底した管理社会の中で奴隷は自分が奴隷である事すら気付くチャンスも与えられない。
その中で希望となり、勇気となるのが愛という普遍的な人類が持っている感情であった