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舟を編むのpochioのネタバレレビュー・内容・結末

舟を編む(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

馬締さんの言葉を大切にして熱心に仕事しているところがなんとも言えず良い。

言葉は生き物
時代によって変わっていくもの
使い方間違っていてもそれが広がってくならそれが正しくなってくんだろうなぁー

香具屋さんの凛とした姿が素敵だったし家に帰ってあんな美味しいご飯出たら頑張れるよなぁとも思った。

上司と馬締さん2人でファーストフードに行って 女子高校生の言葉を集めてるところ 同じ熱量と情熱で仕事できる人に逢えたのはこのうえない幸せだよなぁって思って大好きなシーン
ダサい 酔ってプロポーズする の用語の説明なんだか 幸せな雰囲気が溢れてくる気がしてさ。
西岡さんは世渡り上手みたいなイメージがあったけど実は自分よりその職に適しているひと?を見つけて目の当たりにしたり
そのへんの葛藤のようなものがあったのかなぁとか でもそんな彼にしかできないことがあるわけで、色んな人が支え合ってできた大渡海。その彼との仲間意識?のようなものが芽生える2人の距離感のようなものも良い。

今は辞書を引くことも少なくなって携帯で調べることが多い。でも大好きおばさんが辞書を持って勉強したりわからない言葉教えてくれたのを思い出した。
福祉 って言葉を一緒に調べたの思い出した。韓国語辞典にいっぱい書き込んであったの大好きで愛しくなった。紙の手触り辞書のって特別良いよね。こだわりや愛が沢山詰まってた。

恋 ある人を好きになってしまい、寝ても覚めてもその人が頭から離れず他のことが手につかなくなり身悶えしたくなるような心の状態。成就すれば天にも昇る気持ちになれる。
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