お仕事映画の極み。
辞書を作るということがどれだけのことなのかと言うことを、これほど分かりやすく教えてくれる映画はない。
本当に地味で、単調で、途轍もなく時間がかかる仕事。
そして一つのミスも許されない。
言葉選びから紙作りまですべてがプロの仕事。
ああ、辞書ってこんなに凄いものだったんだなと思い知らされた。
そこに彩りを添える登場人物達も最高にいい。
見ていて本当に気持ちがいい。
ああ、もっと早く観ておけば良かった──と心から思わされた。
ホント淡々とした映画なのに、なんでこんなにテンポがよくて観やすいんだろう。
監督、役者陣、みんなが最高の仕事をしてくれたんだろうな。
松田龍平、宮崎あおい、いい!
何よりオダギリジョー最高!
エッチなシーンは無し。
2024年77本目