2025/02/03
人生をかけて、取り組むことがあるということの楽しさと苦しさ。それが伝わってくる静かだけど熱い映画。
辞書編纂にともなって時の流れを感じる描写が色んなところにある。PHSから携帯に変わっていたりとか。辞書編纂部の人たちもどんどん変化していく。個人的にぐっときたのは、岸辺さんがシャンパン以外も飲めるようになったシーン。ちょっとの変化だけど、本当に辞書編纂って、色んな人の人生を飲み込んでいくものなんだと実感した。
小説読むとわかるけど、西岡さんって本当にいい人。映画だとちょっと端折られてたけど、原作の西岡さん視点の章が大好き。