マリン

舟を編むのマリンのレビュー・感想・評価

舟を編む(2013年製作の映画)
4.0
出版社で働く馬締が辞書編集部に異動となり、見出し語24万語という新しい辞書「大渡海」を作り上げるまでの物語。
お仕事映画です📖✏️

10年以上にも渡り言葉を集め、校正をし、間違いがないか徹底的に精査する。
そして終わりが見えないくらいの作業を続け、辞書の完成に向けて全員で努力していく。

数年経っただけで言葉の使い方が変わってしまったり、古くなってしまったり。新たに追加される新語も沢山ある。

編集に編集を重ねて作り上げていく姿を見て、こんなにも直向きに頑張れるなんて素敵だなぁと思った😌✨


中盤馬締が恋に落ちるという恋愛要素が加わるんだけど、恋愛なんてしたことのなかった馬締がどうやって想いを伝えていくのか、観ていてそわそわキュンキュンが止まらなくて!!!🥺💓

「恋」の語釈を馬締はなんて書くんだろうと思って鑑賞したくらいだったから、画面いっぱいに映し出された時は一時停止してまじまじと読んでしまった👀

作品名の『舟を編む』。
観るまでは変わったタイトルだなぁと思ってたけど、観た後はすごくしっくりくる。
とても良い作品でした👏
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