Playbackの昼寝のレビュー・感想・評価

休日ソファで昼寝しながら見る昔の夢の様な、あるいは死ぬ間際の走馬灯の様な、曖昧な映像を二度繰り返す。これも終わりなき日常みたいな、めっちゃ宮台真司イズム感じる。震災(そして離婚)の後の世界の変貌。震災の直後2012年にその傷跡を撮るために選んだ場所が水戸というのも面白い。現実に残る傷を描くために現実から距離をとること。立ちつくす村上淳を追いぬいてスケボー少年がわらわら出てくるとこ好き。映画ロッキーの撮影じゃないんだから。