よく知りもしないくせにのあんときの井上のレビュー・感想・評価

近年の有名人の性加害問題についてよく知りもしない映画。

映画内では性加害のシーンが描かれないため事実の認定ができず、私は女性に訴えられた主人公と同じくただただたじろぐばかりであった。

たぶん多くの観客は、登場する男性が女性に一方的な性的行為の強要をしたとして観るだろう。

なぜなら、女性が嘘をつく必要はないからだ。

しかし、その女性の何を、私たちは知ってるのだろう。

よく知りもしないからこそ、もっと互いのことを私たちは知るべきなのではないか？

モノローグは他人には聞こえないのだから。

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