トンヨンちょっと行ってみたくなった。
うすうす感づいてはいたんですけど、ホン・サンスっていうのは結構露骨に主人公に自分を投影するタイプの監督なんでしょうね。確かに今まで観た三作とも主人公がちょっと変わった映画監督だからってそうと決めつけるのは早計かもしれませんが、あながち間違ってはいないのではないのでしょうか。
同じ地を訪れた思い出話をお互いにし、実は何度もニアミスを繰り返しているのに最後まで二人ともそれに気が付かない。まさに「ハハハ」って感じでいいですよね。
少しフォトロマン的な手法を用いていたのも良かったですね。相当フランス映画の影響を受けていることは間違いないみたいです。
しかしまだ急に激昂する韓国人には慣れませんね。すごく感情とかを直接伝えあう文化なんでしょうけど、ちょっとまだ怖いですね。