弁護士で一児の父親であるアーサー。
妻は息子ジョセフの出産で命を落としてしまった。
事務所の指示によりイルマーシュの館にて遺品整理をする事に。
そこで数々の怪奇現象が。
19世紀のイギリスを舞台としたゴシックホラー。
アーサーも登場人物も風景も屋敷もなにもかも陰鬱とした感じ。
息子といたアーサーは優しい父親で笑顔もあったが、終始全てが暗い。
ホラーだからいいけど😁
定番の恐怖演出ではあるが、あまり亡霊は
出てこない。
ゴシックホラーなのでスプラッター描写も無し。
ラドクリフ君を全面にグクっと押し出した作品かな。
凄く楽しめたのは19世紀のイギリスの屋敷は薄汚れてはいるものの、家具や壁紙などが堪能できた。
こんな家具や壁紙に囲まれて生活してみたいなどと、映画とは全然関係ない所で楽しんでいた。
ラストは人によって捉え方が違ってくるんだろうなぁ。
私はあれで良かったと思った。
幸せそうだったから。