ハセベコユキ

ルビー・スパークスのハセベコユキのレビュー・感想・評価

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)
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久しぶりのラブストーリー
ファンタジー要素があってヒトクセあります。

こんなに美しい物語見せられたら、もう現実の恋愛受け入れられないよ…。

ルビーの無邪気で可愛いさに溢れていて芸術的な才能まであるところが、これ以上ない妄想上の人と言う感じ。そんなカルヴィンが自分の頭で生み出した理想的の人なのにそれでも2人は上手くいかないのが切ないし苦しい。お互いのことを知りながら距離感が縮んでいく時は楽しくて仕方がないし、この人を失ったらと思うと急に臆病になるのがリアルだし、距離が近づききった時に傷つけ合う様もリアル。私にも身に覚えがあるなぁと思いながら観てた。

とにかく始まりから終わりまで、ずっと美しくて眩しいファンタジーだった。私が恋愛モノ好んで見れないのは、映画の中にある理想的で美しいストーリーに感化されすぎて、現実とのギャップに目を向けたくなくなるからなのかもしれないなぁ。