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伴奏者のAのネタバレレビュー・内容・結末

伴奏者(1992年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

運動、音、ときにテンポの早い編集が嵐のように(しかし心地よく)ストーリーを展開させていく。今までに観たクロード・ミレーユ作品の中では『勾留』と同じくらい好きかもしれない。
「英国人の女性に大声で文句を言われる→振り返ると一瞬見失うがシャルルが車に乗り込むのを目撃する→この車がソフィーのそばを通る」というシーケンスでは婉曲ながらかなり明確に視線の方向が物語られてると思う。悪気ないけど明確に彼女を疎外する世界が、彼の視線によってソフィーをほんの束の間「そちらの世界に」招き入れたともいえる、ような気がする。
A

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