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レ・ミゼラブルのkaeのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
5.0
法に従う者と善に従う者の対比が面白かった。
決してどちらが正しいとかではなく、様々なバックグラウンド(ジャベールの生い立ち、ジャンバルジャンの過去)がある中で、互いを理解し合い、許し合い、助け合うことが、人生を歩んでいく中では大切だと伝えてくれた気がする。
譲歩は法に従うより、善に従う者の方が抵抗なくできますもんね…。

その中で様々な愛が生まれ、実ったり実らなかったりする様も見どころだったと思う。
「クリスチャン」や「神」という言葉が度々出てくるので、やはり隣人愛に最も焦点を当てたかったのかな、と感じた。

あとはキャストの皆さん歌がお上手で、驚いた。
本当に劇場でミュージカルを観劇しているかのような臨場感に入り浸れた。
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