のぞぞーぞぞーぞぞ

レ・ミゼラブルののぞぞーぞぞーぞぞのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
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舞台も大好きだけど、映画だと登場人物の心理描写が繊細でこっちも好き〜😭
ラストシーンだけ見ても泣ける😭

前半に登場する司教さんが、「右頬を打たれたら左頬を差し出しなさい」というキリストの言葉を体現していて、その言葉の大義通りにジャンバルジャンが更生し、人々の為に生きるまでになった流れがまず胸熱すぎる。

悪役の立ち回りをするシャベールも、ジャンバルジャンが言うように職務を、正義を全うしているだけなんだよな、、、見方を変えれば正義のヒーローなんだ、、

ミュージカルの良いところのひとつに場面ごとに主人公が変わるのがあると思う、各主人公が各々の正義を全うする本作にはミュージカル形式がピッタリ

ラストの神の元で自由になった民衆が歌う、民衆の歌は嗚咽しながら泣いてしまう
彼らのような罪のない人々が世のために戦い犠牲を負い、それに続く人々が立ち上がり、その連鎖のおかげで今日の生活があるんだなとつくづく思った

「革命」は、成功した反乱
歴史的革命の裏には、たくさんの失敗に終わった反乱があったはず
犠牲になった人々の意思を継いで、自由と平和を守らなければ…と珍しく真面目な気持ちになりました🕊️