さくら

レ・ミゼラブルのさくらのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
5.0
キャラクター ★★★★★
ストーリー ★★★★★
音楽 ★★★★★
カメラ ★★★★★
おすすめ度 ★★★★★★★

まるでミュージカルを見に行っているようだった。

オープニングで心を奪われた人も多いだろう。
ジャンヴァルジャンのWhat have I done?は歌だけでなくその表情特に目からの力強さが凄かった。
その後のファンティーヌの I dreamed a dreamは、彼女の表情しか映してないのにそこから彼女の人生やこの時代の貧困が垣間見えた。

あと、ジャベールが歌いながらヘリを歩くところも彼の心の中の葛藤を表してるようで印象的だった。
正義と悪、天使と悪魔という対局となるフレーズからも、このヘリを歩く行為が物事の境目を表現しているようで、またそれに合わさり彼の最期も衝撃的だった。彼は警部ではなく、神父になれば良かったのになぁ。

キャストや監督の本気を見せつけられた映画でした。
傑作です。

他にも良かった曲があったけど思い出せない。囚人の歌かなぁ。
さくら

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