こーら

駆ける少年のこーらのレビュー・感想・評価

駆ける少年(1984年製作の映画)
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監督の少年時代を自伝的モチーフにしてるからどこまで本当なのか、現在もこのままなのか現地の背景が分からないけど
遊びが全部危険すぎてハラハラした!

イランにいる成人男性って酷くない?
子供は真面目に働いてるのに
大人が酷すぎる。良い人もいたけど
ずっと心配心配心配
でも、ほんの少しだけ良いことあると
主演の子がすごくキラキラの笑顔をして
胸が痛くなった(たったそれだけのことが嬉しいのかい?)
物質社会にまみれた心を抉られる
遠い国の知らない風景を少し知れて良かった。
1984年製作でイラン・イラク戦争の孤児なのかな?
ずっと戦争してるイメージ
今年も戦争
犠牲になるのは子供たち

安全に撮影しているはずだけど
危険そうな可哀想なシーンも多くて
子供が何かやって、それを大人が見て楽しむ系のエンタメがダメになってるのかも

でも気になってたから観れてよかった

追記
朝ドラの「虎に翼」で、いま太平洋戦争終戦後の孤児が描かれていて、イラン・イラク戦争後の孤児を描いたこの映画を思い出しました。遠い国の話じゃなくて日本でもかつてこんな風景が広がってたんだよね…忘れがち。戦争は子供たちが犠牲になる。平和でいたい
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